1999年3月

3/31
(水)
■今日はここにある文章を長々と書く予定だった。というより、一度は書き終えた。でもそれを読んでやっぱりやめた。色々考えたけど、あんなこと、書くべきではなかったのだ。
■ちょっとしたトラブルがあって、その人に向けてメッセージを書いていたんだけど、まあいい。HPに載せる内容ではなかった。もちろん芝居のこと。決してプライヴェートの話題ではない。
■ただ一言だけ。「もう信用できません、多分一生」とだけ書いておく。
3/30
(火)
■いくら寝るのが遅かったとはいえ、3時まで寝ることはないだろう?と自分で自分に突っ込みを入れる。
■メールをチェックすると、昨日の藤澤先生からメールが来ていた。早速このページを見て下さったとのこと。結構学校関係はきわどいというか、勝手なことを書いているので、少し恥ずかしいけど、もうお会いすることもあまりないので、許して下さい。
■やることもないので、静岡での日々というページをアップした。写真が多いので表示に少し時間がかかるまもしれないけど、見て下さい。苦労して書きましたから。
■いや、まだ1歩も外へ出てないよ。起きてから。駄目な私。飯でも食いに行こう。
■大丈夫か?俺。このままでいいのか? 
3/29
(月)
■午前中の新幹線で静岡へ。Y高校の離任式に出席するため。
■「例えば女性にふられた時、どうして?と聞くのは愚問であります。この世の中には理由がないことの方が多いんです。」こんなことを喋った。
■それにしても体育館の壇上って何であんなに寒いんだろうか。待ってる間、足の感覚がなくなる程であった。
■あるクラスの生徒達が寄せ書きを作ってくれた。そのうちこれは別に紹介する予定だ。
宴会 ■夜は夜で、職員一同で送別会を開いてくれた。左の写真はその料理。まあ本当は、こういうのより、鳥のから揚げとか、もつ煮込みとかの方が私としては好みなのだが、普段こんな感じの宴会なんてやる機会がないので、それなりに満喫する。teachers
■途中、緊急の要件が携帯に入る。さすがに電話に出るわけにもいかないので、トイレに行くついでに折り返し電話する。大変なことが起こってしまった。
■本当なら、静岡に2泊くらいしてゆっくりしようと思っていたのだが、仕方ない。急いで帰って最終のひかりに飛び乗り、東京へ帰ることにした。
■それについては後日どうなったか書くけど。あ、藤澤先生、本当に色々お世話になりました。約束通り、写真載せておきます。
3/28
(日)
■高井戸でオーディションをかねたワークショップを行なう。参加予定者のうち、一人は仕事の都合で欠席。休んだ方は一体どういうお気持ちだろうか。こちらとしても残念でした。出会いというものこそ、私が今一番大切にしなくてはならないもの。
■久し振りに稽古したので、ペースをつかむまで時間がかかる。稽古のやり方を忘れてしまったのではないかと錯覚に陥る。
■結果。二人の方に出演していただことに。これで出演者すべて決定。総勢10人。久し振りに沢山登場人物が出てくる芝居だ。
3/27
(土)
■「身がわり」の初稿をなんとか書き終えた。本番まであと2カ月。まあこんなもんだろう。
■池袋でその褒美というわけでもないが、二コラス・ケイジ主演、「スネーク・アイズ」を見る。久し振りに退屈な映画を観たなあという感じ。別にこれが観たかったわけじゃなくって、他に惹かれるものがなかったから観たのだが、これならまだ「ベイブ、都会へ行く」の方がよかったかも。
■夜は、明日のワークショップ用に短いシーンの台本を3パターン書く。
3/26
(金)
■しかし都知事選である。池袋では「ミカミマン」「ミカミマン」っと連呼していた。この人カタカナでこう書くと、特撮ヒーローみたいだな。まあどうでもいいか。
■諸般の事情から私には今回は選挙権がないので、投票はできないが、誰が当選するんだろうか。何か一回目である程度票を獲得しないと、もう一回やるんだってね。都知事選って。それだけで凄い費用がかかるとかなんとか。TVで安藤さんが言ってたな。前に。
■4月からの仕事が決まってしまった。何となくの流れで、また数学を教えることになってしまった。ただ今度は私立の男子校である。女の子がいなくてちょっと残念だが、まあ文句は言ってられない。金を稼がなければ。
■思い立って、ビックカメラで父親にプレゼントを買った。何で今日、このタイミングでそんなことを思いついたのだろうか。私の場合、「よし、買うぞ、買ってやるんだ今日こそは」と意気込んで店に行くと、買わないケースが多い。逆にそんなつもり全然ないのに、買ってしまう今回のケースが圧倒的に多い。
■ちなみに購入したのはブラウンのシェーバー。
■有名な話だけど、村上春樹もある日突然小説が書きたくなったって、どこかにあった。平田オリザも、脚本を書くこととは、書き始めることと書き終えることがすべて、と言っていたらしい。
■始まりと終わり。生まれてくればあとは死ぬだけ。
3/25
(木)
■近くにある立教大学で卒業式があったみたいだ。例の格好をした女の子達でごったがえしていた。ああ、春なのね。もう。そのうち桜が咲いてさ、嫌だなあ何か。
■昨日に引き続き、今日も所用で赤羽まで行った。赤羽っていうのは、東京なのか埼玉なのかも分からないけど、何か変な街だったなあ。多分ほとんどの人が昼間は埼京線で都心の方に出ているだろうし。お年寄りの姿ばかりが目がついた。
■明日はもう金曜日か。早いね。
3/24
(水)
■夕方所用で新宿の街へ行くと、前に首相だった民主党の羽田さんが演説していた。面白かった。って演説じゃないよ。それを聞いている人と、SPの面々の真剣そうな表情がね。若い警官も微動だにせず立っていた。それにしてもあの音量は凄かったな。アルタの前でやってたんだけど、多分3丁目くらいまで聞こえてたんじゃないか?分かんないけど。
3/23
(火)
ギャラリーゲーム ■池袋の芳林堂で「ギャラリーゲーム<ピカソと画商の戦略>」という本を手に入れる。といっても別にだからなんだというわけではないが。あと、ドラッグストアで歯ブラシ(GUMね)とリステリン1リットルとシャンプーとリンスをそれぞれ買った。これで別に生活に潤いが生まれるわけでもない。
■久し振りにでかい本屋にいくと若い女性が凄く多い。しかも一人でいらっしゃる。何をみてらっしゃるのだろう。私なんかは、(まあ他の多くの人もそうだが)情報を仕入れに本屋という場所は存在するわけで。河合隼雄フェアーなんかやってると、何だかそうななんだなどと思うわけで。
■部屋がちらかっているので少し片付ける。あ、ここでちょっと自己紹介なんですが、私は池袋から徒歩10分くらいの要町というところに住んでます。それも二階建ての一軒屋に。下が台所とトイレと四畳半で、二階が六畳の部屋っす。風呂はないっす。快適っす。二階なんてただ寝るだけの部屋なんで、誰か家賃払えなくってもうだめなんだ僕(私)という方がいたら、ご一報を。これで家賃は・・・・・すごおく安いもんですから。すいません。
■というわけで、また明日。
3/22
(月)
■東京に来た。もう帰らない。
■今週末にはワークショップがあるというのに、全然準備ができていない。残された数日である程度仕事を進めなければいけない。他の仕事はまったく入れていない。朝から晩まで自分の時間である。
■それにしても新幹線が混んでたね。何なんだ、まったく。デッキに出来の悪い生徒みたいに座って本を読んでいたのだが、そのうち眠くなって寝てしまった。子供がぎゃーぎゃー泣いてて起こされ、東京駅は東京駅でTDL帰りの家族連れやカップルや女の子のグループやら結婚式帰りの人やらでごたごたしてるし。みんな明日から仕事だったりするんだろうなあ。嫌だろうなあ。きっと。
■でもまあとりあえず、今晩何を食べるかが、さしあたっての問題だ。
3/21
(日)
■昨日は高校生達と朝まで騒いでしまい、一日中胃がムカムカして辛かった。結局支払いは全部俺だし、高校生と一緒に騒ぐのも中々楽ではない。それにしてもずっとカラオケボックスにいたのだが(他に行く場所もない)意外と彼らについていけたのには驚いた。それにしても、ああいう盛り上がりかたっていうのは、高校時代の特権だね。芝居の打ち上げがあんなだったら、ちょっと。
■最近何だか雨ばっかり降っている。おかげで本読めるからいいけど。
3/19
(金)
同級生■高校時代の演劇部の連中と久し振りに会って飲んだ。私を含め5人。もう1人は何だか今、「ボリビア」にいるらしい。さすがに「ボリビア」から呼ぶわけにもいかんだろう。しかしどう考えてもみんな同じ年には見えんなぁ。特に左上の私のもっとも親しくしていた山下くんなんて、どう考えても40代にしか見えない。ともかく、みんな元気そうで何よりだ。
■今日は朝からずっと雨だった。脚本を少し書くものの、何だか集中力がない。
■これはひとえに陽気のせいだろうか。春はもっとも執筆には不都合な季節であると実感する。
3/18
(木)
■ちょっと最近、雑多な仕事に追われることが多く、なかなかホンが進まない。
■夕食の前にちょっと走る。あたりには灯り一つない。闇の中を自分の呼吸だけを感じつつ走る走る。小学校時代の通学路のにおいがした。
3/17
(水)
Y高校■朝6時に起きて、7:10発のこだまで静岡に戻る。そのままY高校へ直行。最後の授業を行なうためだ。
■最後の授業と言っても、何もやることはないので、何かくだらん話でもしてやるか。
■手ぶらで教室に入る。何も考えてなかったが、生徒を前に、いざ話し始めると次から次へ言葉が出てくる。大学時代の話、自分のこと、そして恋の話、どんどんテンションが上がっていくのが分かる。生徒も集中して聞いてくれている。
■あっという間の50分だった。手前ミソで申し訳ないが、ちょっと感動ものだったぞ。写真はチャイムがなる2分ほど前に撮影したのだが、ほら、みんな何か目がうるうるしてるだろ?(そうでもないか)
本陣■夕方K高校で私の送別会をひらいてくれる。17:30からということだったが、他の先生方が赤点指導とかで遅れる。仕方ないので店を撮った。
■何だかさみしいなあ。
■「非常勤講師をやって考えたこと」をテーマにそのうち文章でまとめてみようかとも思っている。
■仕事の整理がついてきた。そろそろ脚本に腰をすえて取り組もうと思う。
3/16
(火)
■フジタヴァンテでGGフェスの打ち合わせ。舞台監督の赤坂さんと久し振りに会う。まだ台本があがってないので具体的な話しにはならない。
■夜、スズナリで昨日書いた倉持くんの芝居を観る。面白かったです。お疲れ様。
3/15
(月)
■K高校で生徒に答案を返しながら、私がつけた成績についてその理由を話していく。こんなことをしているのは私だけだろうが、以外とよい方法だと思う。自分を振り返っても、通知表の成績については、何か一方的につけられたような記憶があるし、評価というのは理由があって始めて有効なのだと思う。ただ、数字で評価されていただけでは、その場で一喜一憂するだけで終わってしまうのではないか?
■その後Y高校へ。成績伝票を作成する。Y高校の場合、ある程度テストの点数をもとに暫定的案を一人の先生が作成し、その後、各担当が平均点を変えないよう、微調整をする方法を取る。つまり、誰かの成績を上げたら、誰かの成績を下げろということだ。こっちはいちいち各生徒のテストの点数など覚えていないので、ここまでくると授業態度しか頼るものがなくなる。つまり客観的評価と私の主観的評価との折り合いをつけろということだ。一人一人生徒の顔を思い出しながら考えるが、データーには勝てない。結局Sくんの成績を7から8に上げ、Nさんを5から4に下げる。以外と勇気が必要です。ただこれだけの操作でも。こういうことに鈍感になってしまう教師は、やっぱり駄目になっていくのだと思う。だから私は一生教師をやる気にはなれないのだ。だって、何十年も続ければ、どうしたってある部分、鈍感になることだって必要だと思うから。
■16:34のひかりで東京へ。明日はGGフェスの打ち合わせである。かなり強い雨だが、傘を持つのが嫌いなので、持たずにきた。地下鉄の駅を出てから自宅までの道のり、たかだか500メートルくらいだったが、全身びしょびしょになる。
■後輩の倉持くんから公演の案内がきていた。今週いっぱい、スズナリでガ二アナという芝居。きっと面白いから、興味ある方は観て下さい。
3/14
(日)
■K高校のテストを一気に採点。成績をつける。
■そして昼寝してビール飲んでTV観て今日も終わる。
3/13
(土)
■今日は1月に亡くなった祖母の49日の法要であった。葬儀に続き、親類縁者が集まった。眠い目を擦りながら、9時から寺でお経を唱え、骨を墓に埋葬した。何やかんやで、その後は大宴会。パワー炸裂。かなりしんどかった。
■夜は夜で塾の送別会。3次会まで付き合って、今タクシーで帰宅したところ。何だか朝から晩まで酒ばかり飲んでた。そんな一日。
3/12
(金)
■久し振りに昼まで寝てしまった。起きると何だか体がだるい。そうだった。昨日何を思ったか急に走りたくなって、5キロくらいジョギングしたんだった。足はもちろん、腕まで痛い。何ていうことだ、まったく。
■特にやることもないので、伸び放題の髪を切りに近くの美容院へ行く。髪型にはこだわらない。短ければとりあえずいいとする。
■午後、K高校へ答案を取りにいく。この週末に採点して成績をつけなければいけない。職員室へ行くと、誰もいない。行事予定の黒板を見れば、どうやら職員会議をやっているらしい。人のいない職員室って、不気味だ。
■本屋で美術書のコーナーを眺めていたら面白い本をみつけた。何か「ヌードポーズの色々」みたいな本なんだけど、裸の女性が無表情でいろんなポーズをとっている、それだけの内容。何が面白いって、最初はその本の出版の意図通り、カメラマンもモデルもやっているんだけど、後半になると、二人ともその意図を完全に忘れていて、ただのヌード写真集になっている。デッサンのためでなく、そのもの自体に作品性を帯びている。現場の空気が何となく分かる。
■今日は午前と午後、合せて100球くらい二ヶ所のバッティングセンターで打ち込む。頭より体が何かを求めている最近である。
3/11
(木)
■今日は高校の合格発表のため、高校はお休み。10:30頃起きたら、妹が「こころ」を連れて遊びに来ていたので、一緒に買い物に行ったりして過ごす。外は雨。
■新作ビデオを二つ、一気に観る。「フラッド」と「TAXI]というやつ。あたりはずれで言えば、前者は「はずれ」で後者は「あたり」か。

3/10
(水)
■午前中Y高校でテスト返却。返しながら生徒に一言ずつコメント。こっちは結構いい加減に「がんばったな」とか「あんまりよくないな」とか言っていて、誰に何を言ったかなんていちいち覚えてないんだけど、生徒は違う。教師から言われたことは少なくともその日一日くらいは覚えているだろう。多分。
■というのも、ある女生徒とこんな会話を交わしたからだ。「ショック〜」「え?何で」「だってあんまりよくないって言ったじゃん、先生」「あ、ま、まあな。平均高かったからさ」「ショック〜」とまあこんな具合。
■教師の言葉って、やっぱりそういうものなのだろうか。
■その後、車で静岡の街へ。色々用事を済ませる。夕方母親と待ち合わせ、一緒に帰宅。
3/9
(火)
■午前中K高校にてテスト監督。帰る前に学校の印刷機で仮チラシを刷る。こういうのって本当はいけないんだが、許してね。(税金だもんな)郵パックで早速発送する。今週末、5月公演に出演する加藤さんの芝居に折り込んでもらうため。
■昼前、近くのショッピングモールへ。本屋で「演劇ぶっく」を買い、ガストでランチを食べる。「演劇ぶっく」の存在って何だろう。
■午後、ビデオで「大いなる遺産」を観る。名前は分からんが、出てた女優が良かった。山梨にいるとき、役者の1人に薦められて。
■夜はY高校の講師連中とお別れ会。その中の一人が中学の後輩だったと判明。やけに盛り上がってしまう。
3/8
(月)
■午前中K高校で学年末試験の監督。試験中に、自分の担当教科の問題を作成してしまう。問題集の問題、そのまま転記しただけ。思いっきり手抜きである。我ながら。帰る前にちょこちょこっと印刷して終わり。
■そのままY高校へ行く。試験が終わっているはずなので、採点をしなくてはならない。でも着いてみたら、誰かがやってくれていた。普通、1つのテストは、部分点の与え方とかが人によって違うので、バランスをとるため、1枚の答案を複数の教師が採点する。例えば、1から2までは山口、3と4が山田・・・・とまあこんな具合。
■今日は塾に新人先生の様子を見に行かねばならず、一度家に帰る気もしなかったので、その足で静岡まで出る。公演の後って1人になりたいのよね。特に今回は、寝食ともずっと一緒だったから余計に。
■何しようか迷ったあげく、結局「アルマゲドン」を観ることにした。
■CDショップを覗いたら、1年くらい前、井の頭公園で歌ってた「コブラツイスターズ」がCDをリリースしててびっくり。なぜか惹かれて、その時デモテープまでもらったからね僕。いいですよ、彼ら。
■あんまり何かをやる気にならない。
3/7
(日)
■8:30に旅館のおばちゃんに起こされる。昨日は確か結構遅くまで飲んでたはず。ま、仕方ないので、みんなで山梨最後の朝飯を食う。
■東京へ帰る役者を山梨市の駅まで送り、私も静岡へ帰ることに。せっかくだから、河口湖経由でわざと遠回りする。が、天気が悪すぎて霧で運転しにくいったらありゃしない。河口湖も精進湖も朝霧高原も、通った観光地は天気のせいかどこも閑散としていた。せっかくの日曜日なのに。
■たった5日間だったが、えらく世間から外れたところにいたような気がしてならない。
■明日から仕事。とりあえず学年末試験の問題を作成しなくては。
3/6
(土)
打ち上げ■山梨公演無事終了。写真は打ち上げの様子。我々の泊まっている旅館の一室を借りた。疲れたけど、楽しかったです。
■色々難しいこともあった。近いうちにまとめる予定だ。
■打ち上げの瞬間、次回公演の心配をしてしまうのは演出家の習性か。
■ま、とりあえずお疲れ様。
3/5
(金)
■初日が終わった。
■朝、8:30そろって朝食。何で旅館の朝食ってあんなに美味いんだろうか。おひつのご飯を瞬く間にたいらげてしまう。
■15:30からゲネプロ。地元のTV局が取材。チケットを手に入れることができなかったお客さんが20名近く来た。ゲネプロというより、本番の感覚に近かった。
■19:00、開演。超満員。
■その後、隣の喫茶店で軽く食事をして、旅館に戻り、風呂に入り、今にいたる。何かとっても充実していることは確か。(22:20)
3/4
(木)
■とりあえず、公演のため、いま山梨に来ている。さっき、簡単なリハを終え、「豚肉ほうとう」を食べ、宿舎となる旅館に戻ってきたところだ。参加メンバーのうち、紅一点の樋口さんだけは実家に泊まって、男はみんなで1つの部屋。
■私といえば、部屋のすみで、TV台のTVをどかし、そこにパソコンを置いてこれを書いている。山路さんは台本を読んでいる。後の二人は着くなり早々と布団に横になって、もう寝てしまっている。
■今朝は9:00に静岡を発ち、14:00頃到着。疲れた。
■明日は朝から怒涛のスケジュールである。チケットは完売も完売。仕方ないので、入りきらないお客さんは、明日のゲネを見ることになっているらしい。とにかく後はただひたすら成功を祈るしかない。
■というわけで、「劇作の日々」というより、旅行記になってしまっているが、公演が終わるまではこんな感じだと思う。私もこれから風呂に入り(大浴場)早めに寝る。(20:58)
3/2
(火)
■午前中K高校で授業。まったくやる気のない私。もうこれで高校での授業は最後。テスト返却とかで生徒とは会うけど、授業はもうない。
■飲み会が多く、東京に行くのは3月の連休以降になりそうだ。送別会とかやたら誘ってくれる。ありがたいことだ。しかもただ。(だと思う)
■昼前に歯医者へ。前回見つかった虫歯の治療完了。すごい開放感である。これって。
■夕方、車で東京へ。やっと今到着したところ。明日、役者と荷物を積んで、静岡へ戻る。朝早いので、今日はもう早く寝ることにする。
3/1
(月)
■何か今日から3月ですね。今月は山梨公演やらオーディションやら、色々忙しいですが、更新なるべくしたいと思っています。
■朝7:30のこだまで静岡へ。車中、朝食がわりの幕の内弁当。そのままY高校の卒業式に出席する。高校を卒業してもう10年になるけど、あの頃の感覚は今でもはっきり覚えている。底冷えする体育館の端、今日は職員の席の一角に座り、目を閉じて、送辞やら答辞やらを聞いていると、自分が何でここに座っているのか分からなくなる。生徒の側に座っている方が、まだ自分に近いような気がする。何も変わっていない。ただ自分の方が年をとったに過ぎないのだ。そんなことを考える。
■夜は塾へ。都合の悪い先生のかわりに、今日だけ授業をする。もう責任を負う必要のない生徒を前にしても、イマイチやる気がおきないものだ。