2000/6


 6/29(木)
■S高校で授業後、国分寺でも授業。くらくらする。それでも帰りの中央線、読むものがなかったので、参考書の漸化式の部分を読む俺。泣ける。
 6/28(水)
■S高校で授業。合羽を持っていかず、ずぶ濡れになりながら帰宅。
■T.Y.ハーバーシアターで風琴工房『透きとおる骨』。なぜかコーヒー豆を差し入れる。東京オレンジの横山さんと、品川駅に向かう途中色々話す。
■カンガルーと稲妻が終わってから今日まで、わずか一週間の間に、なんと6回も劇場に足を運んだ。まさしく芝居ラッシュである。桃唄309だけどうしても観られなかったが、観るべきものはすべて観た。どれも同世代の演劇人達の芝居である。置いていかれないようにしないと。そんなことを考える。どこもお客さんいっぱい入ってたし。ほんとこれからの一年が勝負だよ。
■さて、自分の仕事に取りかかろう。
 6/27(火)
■S高校で授業。
■下北沢ザ・スズナリでTHE SHAMPOO HATプロデュース『みかん』。見事。久し振りに会う人が結構たまたま見に来ていて、みんな元気そうだった。
 6/26(月)
■S高校で授業。疲れない。へっちゃら。帰り際、英語のA先生が部屋に来て、何やらバタバタっとして動いて話して、そしていなくなる。かなりテンパっていた。一体、何があったんだろう。
■帰りに池袋のビックカメラで、光デジタルケーブルを購入。1750円。これでやっとCDからMDに録音できる。
 6/25(日)
■午前中、近くの中学校で投票をする。もちろん衆院選。
■昼、天王洲スフィアメックスにガーディアンガーデン演劇フェスティバル公開二次審査を、ワークショップの参加者達と見に行く。イベントとしては刺激的だが、審査の方法と、顔ぶれには疑問が残る。表現者達をあんな扱いをしてしまっていいのか。あれは酷い。当事者の時は分からないことがよく見えた。あんな決め方をしてしまっていいのか。もちろん、少々強引に事を進めねばならないことはよく分かる。それでないと、何も決まらないことも。しかしだからといって、「時間がない」を連呼するとは。これじゃ、どこかの国の国会ではないか、まるで。
■演劇に未来はあるのだ。僕らを守るのは僕ら自身でしかないのか。
■そんな事を考えながら、自宅で選挙速報をTVでみる。あーあ。
 6/24(土)
■昼、中野ザ・ポケットで動物電気『NOは投げ飛ばす』
■夜、下北沢駅前劇場でCAB DRIVER『七分袖、ほくろ。』見事。終演後、青島レコードの野俣さん、青年団の能島さん、女優二人に囲まれちょっと飲む。
 6/23(金)
■久し振りに昼過ぎまでゆっくり寝て、なじみの店で昼食。池袋へ出て、髪を切り、芳林堂書店で資料を探す。
■夜、シアタートラムで青年団『ソウル市民』
 6/22(木)
■S高校で授業を終え、国分寺へ移動。そしてまた授業。木曜は合計380分教壇に立っている。何人かの生徒がカンガルーと稲妻に来てくれて、みな「面白かった」と言ってくれる。アンケートをわざわざ書いて持ってきてくれたりして、とても嬉しい。高校生に観てもらえるのはそれだけで満足だ。普段彼らと接していると、やはり彼らを無視した作品づくりはできない。どこかで意識しながらつくるようになった。この辺が今の私を支える大きな柱であり、彼らの感想はそのまま自信にもなる。「いろいろな才能があって尊敬します」なんて女子高生に言われるとやる気になるでしょ?誰でも。
■家に帰り死んだように眠る。本当に疲れた。
 6/21(水)
■前日の夜、自宅で牛丼をつくってあり、朝もそれを食べ、元気にS高校に向かう。が全然駄目だった。身体が駄目だ。疲れている。しかし芝居が終わって、まず最初に生徒の顔を見るのはなかなかよい。彼らはこちらに考える時間を与えない。
■夜は先週休みを取った都合で国分寺まで行き授業。もうお願いだから休ませてもらいたい。叶わぬ願いか。あと一日だけ頑張ろう。
 6/20(火)
■朝方帰宅し、ちょっと寝て、すぐにS高校に向かう。授業。
■夕方、トラックで音響機材、装置の材木、椅子や机などをそれぞれの場所に戻す。やっとこれで一息つく。
 6/19(月)
■千秋楽。S高校で授業後、劇場入り。予想をはるかに上回るお客さまの数。何とか10分押しで開演するものの、何人かのお客さまにはお帰りいただくことに。残念。
■終演後、クナウカの宮城さん、東京オレンジの横山さん、天使エンジンの増田くんにちょっとだけ挨拶して、すぐに荻窪までトラックを取りに行く。
■ヘヴンリーバンブーで打ち上げ。まったりと。
 6/18(日)
■心配していた雨もやむ。快晴。梅雨時なのに、運がいい。
■マチネ。静岡から高校の同級生が来てくれる。終演後お茶を飲みながら色々話す。
■ソワレ。満足の出来。終演後、結構な人数で飲む。
 6/17(土)
■マチネ、雨がパラパラ降ってくる。舞台も客席も何となく落ち着かない。
■ソワレ。舞台も客席も、いい緊張感で満足。ぴあのMさんに「面白かった」と言われ素直に嬉しい。無名塾の方と、青年団の方が何人か来てくださる。終演後、一同阿佐ヶ谷で盛大に飲む。酒が旨い。
 6/16(金)
■初日無事に終了。芝居はいい。
 6/12(日)
■朝起きると結構な雨。原付は諦める。
■稽古に必要なので思い切って新宿のヨドバシカメラでSHARPのポータブルMDを購入。
■夜、音響の井出さん宅で音楽の隆さんと打ち合わせ。
 6/10(土)
■昼から母校で装置作り。四時過ぎに終え池袋東急ハンズへ。小道具のデッキチェアーを取りに行く。それから荻窪の稽古場。昨日の通しで気になったところを中心に稽古。今日のこの稽古場は大好きだ。
 6/9(金)
■昼過ぎから荻窪で稽古。小林くんと、宮城さんのシーンを中心につめていく。やや遅れて全員揃う。気になるところをチェック。
■夜、場所を移動して通し稽古。照明の福田さんと打ち合わせ。そのままほろ酔い気分で池袋のファミレス。音楽の隆さんにラフを聴かせてもらう。素晴らしい。
 6/8(木)
■真夏のような一日。湿度が高く、過ごしにくい。
■S高校での授業を終え、母校へ急ぐ。追加の木材を搬入する。土曜はまたタタキだ。S高校では、生徒に顔が灼けたと何度も言われる。原付で移動するので、顔にもろに日光があたり、そのせいだろう。
■急いで国分寺へ移動し授業。わざと総武線に乗り、しばし休息をとる。主に脳を休めるため。何も考えずにいようと思うが、そういうときほど、色々考えてしまい、自己嫌悪。稽古は休みだった。最後のオフ。
 6/7(水)
■S高校で授業。教室はかなり暑い。
■シアターモリエールで青島レコードに折込み。ま、私はチラシを持っていっただけだ。赤塚くん、ありがとう。感謝。
■夜、阿佐ヶ谷で稽古。ふたりで演出助手をやってもらった池田さんが村田さんと一緒に稽古場に遊びに来た。嬉しいね。風通しがよくなる。
 6/6(火)
■S高校で授業。しんどい。
■夜、阿佐ヶ谷の稽古場でカンガルーと稲妻の稽古。かなりはっきり見えてきた。舞台にリズムが出てきた。それが一過性でないことを信じる。
 6/5(月)
■S高校で授業。爽やかな一日。ベランダで一服しながら寝てしまいそうになる。
■自宅に戻り、小一時間ほど仕事して、阿佐ヶ谷の稽古場で通し稽古。終了後、照明の福田さんと打ち合わせ。
 6/4(日)
■午前中から、母校で装置作り。ワークショップの『タタキ実習』を兼ねる。昨日出来ることをわざとやらずに、今日の為に取っておいたのだった。
■昼過ぎには終了し、自宅で、ビールを飲みながら洗濯したり、昼寝して、休息をとる。
■夕方からセシオン杉並で通し稽古。
 6/3(土)
■昼から母校で装置作り。といってもそれほど大掛かりではないので、すぐに一段落つく。今回のカンガルーと稲妻は、ほとんど自分で美術案を考えた記念すべき作品だ。その分苦労も多いが、とても楽しい。
■夜、高井戸で稽古。一章を通す。素晴らしい出来、と自分で言うのも何だけど。カンパニーの意志統一がされていて、心地よい。自分の他には、誰も出来てない空気を感じる。傑作の予感。
 6/2(金)
■5月分はこちらから。
■図書館で演出家コンクールの課題戯曲をコピーする。6月15日までに色々決めないとな。間に合うのか?これ。
■高井戸でカンガルーと稲妻の稽古。詩を書いてもらった千葉さんが稽古場に遊びにいらしゃった。終了後、懇親会。