2001/4

 4/28(土)
■S高校で授業後、高井戸へ。ワークショップ。
■家に帰り、荷造り。しばし続く淡泊な食事なので、今夜はステーキでも焼こうと思うが、面倒で、結局弁当で済ませる。
 4/27(金)
■S高校で授業。
■午後、耳鼻科へ。念のため、一週間分薬をもらう。それから池袋の町へ出て、銀行へ行ったり片づけなければならない雑務をこなす。区役所へ行き、税金も払う。近くのオリンピックへ行き、利賀の準備、買い物などをする。
 4/26(木)
■昼過ぎ、荻窪で打ちあわせ。
■国分寺へ、授業。三年・漸化式、二年・解と係数の関係。東中野でカレーを食べて帰る。
 4/25(水)
■雨の一日。S高校で授業。プリントに日付を記入させようと、「4月25日、今日は給料日」と言うと、日付の横に「給料日」と記入する生徒たちであった。
■夕方、白金台へ、助成金のヒアリングを受けに行く。しかし、財団法人の事務所は、どこも静かで、清楚だ。職員の方も、みないい感じで、ヒアリングというより、カウンセリングを受けた後のような爽快感さえあるから不思議だ。「大変ですよ、色々」と言えば「(笑顔で)ねえ、そうですよねえ」と受け入れてくれる。それでいて、不採択の通知は実にあっけない。もう少し、不採択の通知も工夫してですね、例えば、一言メッセージを添えるとか・・・嘘です、冗談です。
■次回公演の出演者が決まる。
 4/24(火)
■S高校へ、授業。
■夕方、模擬試験の採点をして、洗濯をして、利賀のことを色々考える。台本は進まない。全然やる気がおきない。困ったものである。 
 4/23(月)
■昨日のワークショップの後半から、喉に違和感があり、S高校での授業を終え、再び耳鼻科へ行く。抗生物質をまた処方される。なかなか死んでくれない、扁桃腺の細菌である。
■夕方、国分寺へ。無限級数と、無限等比級数。
 4/22(日)
青年の恋ワークショップ

■ここに写真を貼り付けるなんて、1年振りである。今日は次回の公演のワークショップ。写真はその模様、というか、何だかよく分からないよな、これじゃあ。いい出会いがあり、満足。
 4/21(土)
■S高校で授業。あるクラスで定積分の計算を間違えると、ある生徒が、計算を続ける私の背中に向かって、「無能、三流」とさんざん言う。直接言えばまだ許せるが、クラス全体に価値観を押しつけようとする行為。典型的ではあるが、2年前だったら、完全にぶん殴っていた場面であった。まあでも、暴力はいけません。別に言い訳もせず、半分無視してやり過ごすが(瞬間的に判断をする)こういう瞬間が一番応えるね。この仕事は。
■午後、書類作り。利賀もあるし、きちんとユニークポイントの資料を作る。ポジフィルムを紙焼きしてもらおうと、ビックカメラに行く途中、池袋駅前で、亀井さんがバカでかい声で演説中。店を出ると、自民党のKという議員が、3人もの若い秘書に見送られ、車に乗り込むところであった。まあ、実際偉いんでしょうけど、かなり偉そうである。
 4/20(金)
■汗ばむ陽気。
■S高校へ、午前中だけ授業。一年生がごっそりオリエンテーションで学校にいないので、異様なほど静かであった。
■夕方、ちょっと寝て、仕事。数々の書類作成。台本どころではない。夕食に蕎麦を茹で、大根をおろし、なめこを入れ、「なめこおろし蕎麦」にして食べる。うまい。
正倉院のこの特徴はそういえば、習った記憶が。嘘だったんだ。記事中、この文章がいい。『しかし近年、保存科学の研究者らから「木材はそんなに伸び縮みしないのではないか」などと疑問の声が上がり』・・・それはそうだろう。でも何で今までそんなことに気づかなかったのか、その方が疑問である。
 4/19(木)
■高校は、お休み。
■夕方、国分寺へ。三年、漸化式、二年、解と係数の関係。
 4/18(水)
■S高校は職業適性検査があり、授業は4時間目だけ。昼前に出勤して、一時間だけ授業をやって、午前中で終わり。気が抜けるよ。印刷機で印刷をしていたら、女の先生に、春はどうですか?と訊かれたので、言葉を選んで「春は孤独ですね」と答えると、「私は眠い」と思いっきりリアルな返答。笑う。
■図書館でダムに関わる本を読む。どれもあまり面白くない。ダムを舞台に何かやりたいと思っていたのだが、ちょっと考える。
■耳鼻科へ。もう来なくていいから、とあと二日分だけ同じ薬を処方される。痛かったり調子悪かったりすると気にならないが、自覚症状がなくなると、やけに治療費や薬代が気になる。ちょっと見てもらって、抗生物質を二日分だけもらっただけなのに、意外と払っていたんだと実感する。医療費は、確か年間10万円を超えると、控除の対象になるから、領収書は取っておこうと毎年思うが、さすがに10万円を超えることはこれまでない。
■夜、台本を進める。
 4/17(火)
■S高校で授業。同じクラスが二時間連続、また他のクラスで二時間連続、全部で四時間。あんまり好きじゃあないパターン。一年続くと思うと、ひるむ。
■池袋で書店をまわるが、すぐに疲れてしまって、駄目だ。家に帰り仕事。過去のチラシやら写真やらをまとめる。JASRACからいきなり電話、焦る。
 4/16(月)
■S高校で授業後、家に帰り昼寝。なかなか起きられない。それでも頑張り耳鼻科へ。扁桃腺を見てもらう。前回と同じ薬を処方される。痛みはないが、徹底的に治さないとまずいのだ。
■夕方国分寺へ。いつものようにデニーズ経由。三年、無限等比数列の極限。
 4/15(日)
■天気の良い一日。気温も高く、すっかり季節は移り変わった。次の台本を書く予定が、その先の台本をスタートさせてしまう。
 4/14(土)
■S高校で授業後、早稲田へ。池尾さんの出ている芝居をスペース5で観る。実に5年ぶりの学生芝居。よくも悪くも変わらず。
■夕方、ワークショップの打ち合わせ。いよいよ本格的に始動。
 4/13(金)
■午前中、別の耳鼻科へ。気分が楽になる。天気がよいので洗濯をして布団を干す。S高校は健康診断日でお休み。
■区役所に電話して、税金の相談。担当者が話し分かる人でよかった。納税はね、義務だから、払いますよ、払いますって、そりゃ。
■新宿で8月の出演交渉。決まる。楽しみ。
■夜、大塚萬スタジオでタイプスを観る。
 4/12(木)
■昨日の夜から発熱。扁桃腺が腫れる。もう嫌だ。
■夕方国分寺へ。数列と二次関数。深夜、ビデオでホワイトアウトを観てしまう。最後まで佐藤浩一が出ていることに気付かなかった。ずっと何て俳優だろうか、この人は、という感じで観ていた。
 4/11(水)
■S高校で授業。
 4/10(火)
■S高校で授業。
■夜、荻窪の山の手事情社事務所でNLCの打ち合わせ。
 4/9(月)
■S高校で初授業。夕方国分寺へ、授業。三年、数列の極限。
■帰り道、原付で東中野から自宅へ向かっていると、ランニングする女性を3人も見かける。加えて、カップルでウォーキングする人たちも。4月だなあ。
 4/8(日)
■春だから部屋の模様替えを決行。ANAのサイトで航空券の予約。今年も利賀は飛行機で行こうと思うのだった。富山まで11000円だもの、安いよ。朝7時羽田だけど。
 4/7(土)
■池袋でTHE CELLを観る。何か知らないけど、凄かった。好き。
 4/6(金)
■S高校へ、新年度の打ち合わせ。
■帰宅後、久し振りにゆっくりする。
 4/5(木)
■ガーディアンガーデンから10周年の記念誌が送られてくる。この時代にこういうことをやるというのは、素晴らしいことだと思うし、ありがたい。感謝。
■夕方から国分寺へ、授業。二年、二次関数の判別式。
 4/4(水)
■昼、母校へ桜を見に行ってみると、演劇部のアトリエがなくなっていた。というか、建物自体が壊されていた。それを見てしばし呆然とするが、すぐ近くに富士見会館なる建物が新たに出来ていて、どうやらそれは教室ではないという雰囲気だったので、早速行ってみる。案内版に「演劇部アトリエ」とある。エレベーターを使って四階にあがると、新しいアトリエはそこにあった。
■部屋の外で数人が立看板を書いていたので、OBだと声をかけ、中を見せてもらう。真新しいスペースで、後輩達は来週から始まる公演の稽古をしていた。たまたま休憩中だったので、少し話す。私が当時作った看板や、部員達のスケジュールを紙に書いて張る習慣などが、そのまま残っていて面白い。機材もすべて旧式のままだった。が、目に映る景色は、当時とは当然違っていた。
■「建物には魂がある」と私は思う。場所には、そこに集う人が変わっても、引き継がれる魂は残るものだ。建物の解体とは、その魂を葬る行為である。だからどうも感傷的な気分に人はなるのだろう。大学生活のほとんどの時間を過ごしたアトリエの消失は、「時代の移り変わり」を、強烈に感じさせるものになった。写真だって一枚もない。アトリエの記憶は、もう今はこの頭の中にしか存在しない。いつか、忘れる。
■夕方国分寺へ、授業。三年、数列。少年犯罪に関するこんな記事を読むが、どうもこういったことは問題の本質ではないような気がして仕方ないんだよ。
 4/3(火)
■読売新聞の文化部の方から電話。あこがれの配役表をFAXする。読売演劇大賞の資料用とのこと。
■夕方国分寺へ、授業。三年、無理関数と弧度法と合成関数。
■驚くほど喉の調子がよくなった。近所の桜は強風でみな散ってしまった。
 4/2(月)
■朝、扁桃腺がやけに痛むので、医者へ行く。別の薬を処方してもらう。小さい子供たちでその耳鼻科は結構混雑していた。何十年か振りに吸入器を口に当てた。あの独特の匂いというか感じは、年少期、よく耳鼻科にかかっていたことを思い出す。
■夕方、ひかりで上京。
 4/1(日)
■昨日の夜、新幹線で静岡の実家に帰る。
■昼、花見に出掛けへ、夜は、健康ランドみたいなところに出掛ける。みな出掛ける場所の選択肢が少ないので、どこも賑わっている。4月になる。