鎌倉の家。そこで暮らし始めた、ある夫婦の秘められた生活。 同じ部屋に暮らした、今は亡き画家と、晩年を共に過ごした、若い女。 交錯するふたつの物語。希望か、転落か。序章か、終焉か。 95年、96年、そして2003年。 進化を続けるユニークポイントの代表作、7年ぶりに再々演。 |
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作・演出/山田裕幸
出演 山路誠・安木一之・河野悟・安本美華・中村紗夢
三村聡(山の手事情社)・吉川愛(風琴工房)
2003年2月4日(火)〜9日(日) こまばアゴラ劇場 冬のサミット2002参加
4(tue) | 5(wed) | 6(thu) | 7(fri) | 8(sat) | 9(sun) | |
2:00 | ☆ | |||||
3:00 | ● | ● | ||||
6:30 | ● | |||||
7:30 | ● | ● | ● | ● | ● |
開場 20分前 受付開始 60分前
☆の回終了後、アフタートークあり。
「文学と演劇」・・・ゲスト 倉迫康史(Ort-d.d) 詩森ろば(風琴工房)
前売り 2800円 当日 3000円(全席自由・日時指定・整理番号付き)
ペア 5000円(劇団のみ取り扱い・当日券なし)
ひとりひとりに固有の物語があり、それぞれの人生にそれぞれの意味がある。同じものは2つとない。そんな個人の営みの中にこそ、演劇的な瞬間があると思うし、その瞬間を作品としてカタチにすることが、自らの創作活動の目標だと私は考えている。 今から約80年前、大正の終わりに発表された「痴人の愛」という小説がある。「あまり世間に類例がないだろうと思われる夫婦の記録」。「もう花はいらない」は、その小説世界と主人公ナオミに多大な影響を受けてつくられた。 舞台上でも、普通ではない人間関係が描かれる。そして、誰もが隠し持ってる、心の闇の中の欲望を刺激する。個人的な営みの奥に広がる無限の想像空間へ。劇場でそんな体験をしよう。 |
山田裕幸 |